最近よく思うんですよ....もうじき一年が経つんだなって....(遠い目)あれからどれだけ旅したと思う?先週また旅してたんですけど、それは多分来年の今頃記事書くんだろうなって、デジャブ!!とか言ってるんだろうなって.....そう思うんです。
こんばんは!あめんぼです。
そろそろ人工知能に記事書かせた方がいい気がする。
二条城
2017.02.20
続きまして、フォトスポットのある二条城にやって参りました。北野さんにいた時は降っていなかったんですけど二条城に着いたあたりから雨と雪が入り混じったお天気でとにかく寒い...心臓がバクバクする寒さ。
この時は、確か東大手門の修復工事をやっていて北大手門が入退城口になっていました。(2017年3月22日に完成しています。)
そうこうしてたら、吉行さんを発見!!
吉行さんパネル、坂本龍馬展ぶり〜!厚着でブルブルする審神者を目の前にしてクソ寒そうな衣装で審神者たちを迎える吉行さん・・・雪混じりの雨に濡れながらの自分が肺炎になるかもしれない・・・下手したら凍死ですよ・・・なんという好青年でしょうか・・・まあ、パネルなんだけども。←それ言っちゃ(ry
可哀想だから屋根のある所に連れてったげて!!!
わたくし実は、二条城には初めて来まして...世界遺産=人でごった返してるよ!ってイメージがめっちゃありまして、前もって旅の計画を立てる時ってあえて外す事の方が多かったりします。どうしても行きたい場合はあれですよ...開門と同時ですよ。それか行くとこ何にも決めてなくてブラブラ歩いてたらたまたま目の前に世界遺産あったよね!みたいな状況下の時くらいですよ。でも、月曜日だったからか・・・はたまた、お天気のせいなのか・・・そんなに混雑しておりませんでした。
そんなわけで、ドッキドキ!!嬉し恥ずかし初昇殿ってやつだよ!!と、この時は思っていたんだ...そう、この時は。
【重文】二の丸御殿唐門
2015年に修復が完了しているとのことだったので楽しみにしていたのです。でも...修復前の姿を見れていないのでやっぱり何度も足を運ぶのって大事なんだろうなぁとか思ったり。ほら、修復後の感動が2倍だっただろうなぁ...勿体無いことした....。唐破風の屋根が美しいですね。
近づくにつれ、煌びやかで目が眩む...蜂須賀虎徹かよと言わんばかりの眩さである。柱と瓦以外は全部新しくなったんだそうです。本願寺の唐門もタクシーからでしかまだ見たこと無いんですよね。タクシーからでも毎回二度見してるくらいだから実際に近くで見たら卒倒するんじゃないか?
ご存知の方も多いかと思いますが、破風飾金具の菊紋の裏に葵紋が昭和の修復時に発見されていたけれど、平成の修復の際、垂木鼻先金具の菊紋の下にも葵紋が発見されたそうです。前回の北野さんの記事でも触れたけれどこういった修復の度に新たな新発見があって、まだあるのかまだ見つかるのかってなりますね。
徳川家→朝廷(→京都府→陸軍省→宮内省所管が移り天皇家が城の主人になった頃(明治17年)この紋の改装が行われたのではないかと考えられているそうです。具体的な年月に関してはまだはっきりわかっていないんだとか。いずれわかるのかもしれないし、わからないのかもしれない。そこが歴史の面白いところでもあります。
彫刻は、退色や風化が進んでいて下地から塗り直す作業から始めてさらに破損部の復元修理箇所は、1619箇所、使った金箔はなんと合計11400枚なんだそうですよ〜!言うのは簡単だけど途方も無い作業ですよね。頭が下がります。
唐門北側中央の蟇股に亀乗り仙人の彫刻があります。亀乗り仙人といえば...北野天満宮の拝殿にある蟇股にもありますが、北野さんの亀乗り仙人はちょっとユーモラスな顔をしているけれど、二条城の亀乗り仙人は凛々しい顔してますね。黄安仙人...で、あってる?
以前、北野さんの拝殿にある蟇股について書いた記事があったんですが、ここで言っている“あれー?他にもあったはずなんだけど”の他にもが、まさかの亀乗り仙人だった事をここで白状しよう。亀乗り仙人いるんだよ...覚えてる。二条城の亀乗り仙人よりもっと丸っこい顔してるのよ...ガッツ石松みたいな感じっていうの?怒られるか。こういうのが後々比較参照出来ない詰めの甘さが私の悪いところですねぇ...今度参拝行った時撮って来ないと。
亀乗り仙人の両隣には鳳凰。
あと、蝶々もいます。なんか漫画チックだよね。ディ○ニーとかのキャラクターで出て来そうな感じ(笑)
唐門南側は一対の鶴。
鶴と亀でなんとも縁起の良い門です。
飾り金具の細部にわたる繊細な職人技....これはもうため息ものですよ〜!!!この飾り金具、唐門全体で約3500のパーツが使われてるんだって。(外国人観光客の団体さんが私がウロウロしている時にやって来てツアーガイドが言っていた。しめしめ、オイシイ思いをした。あ、でも、私のヒアリングが間違えてなければの話である。)
表と裏を見てみる
以前、多分スゴ〜イデスネ!視察団だと思うんだけど二条城が取り上げられた回を見ていた時に、表と裏を想定して彫刻を施している。って言ってたからそれじゃあ行く時見ておかないとって行ったり来たりして見てました。
緑の唐獅子の彫刻の裏側は....
おおっ!!本当だ!!!お尻とお腹が見える〜!でも、同系色だからちょっとわかりづらいか....
じゃあ、青い子なら....
こっちの方が見やすい!!唐獅子が沢山いて獅子好きな私には堪らない門でした。魔除けですかね?
彫刻の裏に“山益”という墨書が発見されたそうである。(半兵衛と三兵衛の名も)山益は、狩野山楽の実子の狩野伊織の事だろうと。半兵衛は狩野探幽の弟子の久隅守景だったりするんでしょうか?
1600年代初頭、徳川幕府が寺社仏閣が建築されて幕府専属の職人集団が各地を移動して建築して行ったそうです。その中に幕府の奥絵師である狩野派絵師も同行していてこれらの彫刻も狩野派が手がけたのだろうとの事。
二条城→清水寺→石清水八幡宮→高野山と同一集団が移動して建築して行ったのではないか?と言われています。この事をプロフェッショナル仕事の流儀で見ていたので唐門はめちゃめちゃ見ていて楽しかったんですよね。山益に関しては番組で名前を出していたけど半兵衛については何も言われてなかったんだけど久隅守景なら結構凄いのではないだろうか...。
番組で取り上げられていた唐獅子。時系列に彼らの足跡をたどりながら寺社仏閣を巡る旅なんてのも濃い旅が出来そうでおもしろそうだよね!
【国宝】二の丸御殿
唐門でめちゃめちゃ時間を費やし過ぎてしまった...さっさと二の丸御殿に行かねばならない!!
二の丸御殿の屋根にもチョコンと座っていたよ。可愛いな〜!!
お?二の丸御殿の方はチョット作風が違うね。よりリアルな印象。
数々の彫刻に、アァ、良いもの見たなぁ...とか思いながら、いざ!!と二の丸御殿に入って行ったわけですよ。
鶯張りの廊下を歩き始めたその時である。
パキッ
「え」
足が、変な音した...そう思った瞬間だ。忘れもしない。
「ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!」
足が!!足が捻れる!!!足が!!!!(叫
嘘だろ?嘘だ!!こんな所で、こんな所で腓返りですって?あ、ダメダメダメダメそっち側に足が向いたらよけi(ry
ほら見ろ言わんこっちゃない"い"ぃ"ぃ"
どどどどどどどうしよう、一歩進む毎に足が捻れる..やばいこれ一回転しちゃう!!二条城のエクソシスト女とか言われちゃうだめだもう真冬なのに何この汗アホじゃないの毛穴という毛穴から汗が汗が.....さっきから三歩進んで二歩下がってる...なんなの、なんなのよ。
思考回路が完全にショートした時である。
力み過ぎたのか...激しく頭も痛くなってきた。
・・・わたし、死ぬの?
まぁ、これ書いてるんで、約1年後の今の今までしぶとく生きてるんですけども。リタイアである。大覚寺で鼻血出した時より恥ずかしかった。
何故なら....一歩進むごとに脹脛やら足の指があっちゃこっちゃ捻れるのである。床に足をつこうものなら激痛がという状態の時人はどう移動するのか。
競歩である。
私今なら、競歩の大会とかいい線いけるかもしれない。とかいう勢いで、逆走したのである。床にできるだけ足つけたくない!!そう思えば思うほどキュッキュキュキュッキュキュと鶯張りの床が鳴く。
静かにしてお願い。そう願うも虚しく、
ホケキョホケキョホケキョホケキョホケキョホケキョ
である。もう黙ってくれ!!!そうか!私が止まればいいん“ん”ぁ”くぁwせdrftgyふじこlp
完全に、エクソシストが....否、陰陽師が必要である。野村萬斎が来いである。羽生結弦でもいい。
大広間に辿り着くどころか、障壁画すらまともに見れていない。視界は、冷や汗で霞んでいたとも。まさか、真冬にあんなに汗ビッチョリになるなんて思うはずないじゃないか。完全なる消化不良である。
あの時、足が冷えない不思議な靴下の存在を知っていたならどんなに良かったか.....冷えは恐ろしいね。体調万全の時に二条城はまたリベンジで来城したく思います・・・・トホホ。その時は、活撃の方の二条城にも行きたく思うよ。
来城記念符
嬉し恥ずかし初昇殿とか言っときながら、中途半端だったものの、初めて二条城の敷地には、足を踏み入れたので、行った日を覚えときたいので来城記念符いただきました...(そして暫く温まっていたなど。)
売店でいただけます。300円※御朱印ではありません。念のため
缶バッジは、入城門のところで寄付したらいただいたもの。
頭痛は多少残っていたものの、腓返りはおさまったので、トボトボと敗北感と共に二条城を後にしたのであった。ほとぼりがそろそろ冷めた(1年経とうとしている)だろうから絶対リベンジしてやるんだからね!!コンチクショウメ!!!
二条城詳細&アクセス
〒604-8301
京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
☎︎ 075-841-0096
開城時間 8:45-16:00(17:00閉城)
休城日 12/26〜1/4
12月,1月 ,7月,8月の毎週火曜日
※祝日の場合は翌日が休城
入城料 600円
webhttp://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/nijojo/index.html
アクセス
・電車:地下鉄東西線『二条城前』
・市バス:京都駅〜9,50,101号系統『二条城前』
・阪急烏丸駅〜12,101号系統 『二条城前』
例のあの店へ行く。
あの話を覚えているだろうか...
そう、とある映画マニア(恋愛ものに限る)の青年と同じ鍋をつつき恋は生まれなかった時に青年が言っていたあの店である。
わたしは、割と教えてもらった店や場所は、一度は行くタイプである。○○を読むといいと言われれば、買って読んだりするし、○○が好きなら○○に行ってみるといいと言われれば、行ったりもする。年月が経ってからの時もあれば、翌日に行くときだってあるわけだ。
二条城からすぐ近くだった事もあり、なにより.....上記で述べた有様である。一刻も早くわたしは、座りたかったのである。
Alpha foods & drink
二条通をまっすぐ行くと有りました。
民家が連なる場所にあるのでちょっとわかりづらいかもしれない。改装さえされなければ、この黄色い入り口が目印です。
おっ....!!?いっぬがいる。看板犬のミニチュアシュナウザーちゃんは、とっても大人しくてお利口です。うちのいっぬに爪の垢煎じて飲ませたいくらいだよ。
このぬいぐるみが、伝票代わりのようです。ちなみにこのぬいぐるみが置いてあるところに様々な注意書きが書かれていてわりかし過激なこと書いてある。
カウンターに並ぶ綿菓子達....。結構マジ綿菓子だった。割とわたしは行く前に念入り店の事は調べまくる体質なんだけど、人から聞いたものに関しては何故だかあまり調べようとしない傾向がある。
前情報は、
『こういうかんじの丸い器にお菓子...飴なのかなんなのかはわからないんですけど、こんな風に蓋になってて..』
という私に対して
『あぁ、綿菓子の?』
と答えた青年の
ああ、綿菓子の?
だけである。
メニューは、食事(飲茶系)にスイーツにドリンクに...と、色々あったけど綿菓子が使われたメニューは雲下シリーズというドリンクみたいで看板メニューみたいだった。きっと青年は、このことを言ったんだろう。そう思って、雲下コーヒーを注文してみることに。
雲下コーヒー
そんなわけで、雲下コーヒーがやって来た。Wow!!見た目がどインパクトありますね。雲下コーヒー確かに雲の下にコーヒーがあるように見えるね〜。
そして、今頃きっと"僕は明日、昨日の君とデートする"の聖地巡礼してるであろう青年に、わたしのあの説明のどの辺りがこれだったんだろうかと問いたいところである。全く違う。当たってるの店の名前が横文字ってだけだよ!!!
『あの、これどうやって飲めば良いのですか?』
『この綿菓子が、コーヒーの蒸気で溶けていきますので、お好みでミルクを入れてください。』
綿菓子の雲が、コーヒーの蒸気で溶けて雨になってコーヒーへ降っていくと。発想がなんともユニークです。砂糖の代わりに綿菓子...あぁ、綿菓子も砂糖か!!!こう言った綿菓子単体ではなくて、綿菓子を使った、わたあめドリンクやわたあめスイーツここ数年で、じわじわ流行り始めてますね。台湾や韓国で凄い人気みたいでインスタで見かけたことあります。糖尿になるのでは?と言うくらいクソ甘そうな色してたけども。
おっと、話を戻そう。
で、これなんだけど途中までは順調に溶けていたんですよ。じゃんじゃん雨が降ってたの。半分くらい溶けた頃スピードが急激に落ちてきた。そう、コーヒーが冷め始めたのである。
これ...最後まで溶かすの?という疑念が湧いてくる。ちらっと同じものを注文していた斜め前の客(何度か来たことがあるという口ぶりで連れの女の子に色々説明していた)に目を向けるも....その人も溶けるのを待っている。
待つのか....しかし、待つという選択肢。これは、あまりお勧めしない。
なんとかここまで溶けましたよ。まぁ見るとわかると思うんですけど、私ってせっかちなんで、早々に綿菓子が引っ掛けてあったものから外してカップに直置きしてましたよね。つまり、私より先にオーダーしていた斜め向かいの客より早く綿菓子は溶けたのだが...
正直言って...これは、パフォーマンスであり、SNS映えを狙ったものであるのは一目瞭然なメニューである。ちょっと溶けてるとこだけ、ワッホーい綿菓子の雲から甘い雨だよぉ〜!!とか言ってあとは絵文字でもつけて投稿したら一気にズブッとカップにブッ刺しちゃうことを非常にお勧めします。
何故なら、飲んだ瞬間思ったのですよ。
まずいと。
と....ぬるくなったホットコーヒーほど、不味いもんはない。アイスコーヒーはアイスコーヒーだから美味しいんだ。ホットコーヒーはホットコーヒーだから美味しいのよ。
そして、カップがクソベッタベタになるので、これもうっ、、、、ブチのめす!!という過激な感情が見え隠れしてくる。
普段美味しかったと思った店だけ紹介していたんだけど、あまりにも後日ネットを見ていたら高評価な口コミに首を傾げた。美味しいと言ってる人が多くて、”綿菓子から降る雨を目で楽しんで、美味しいアツアツコーヒー!!”とか、書いてあったりする記事もあってイヤイヤイヤイヤwwwと、これって実際の感想じゃなくてよくあるブロガーが店の紹介をするような記事ばかりだから率直な感想が全くなかったのであえて書いておきます。辛口だけど申し訳ない。
美味しいコーヒー飲むなら喫茶店に限るって言えばそれまでだけども。
頼むならココアとかカフェオレとかの雲下シリーズ頼んだらいいのかもしれない...スイーツも植木とか多肉植物の変わり種スイーツがあるみたいですが、多分眉間に縦線入る位甘そうな感じがするので甘い(綿菓子)×スイーツは、わたし食べれないのでやめておきました💦セットにすると100円引きにはなるみたいですが、、、
ま、まぁ、味はどうであれ、インパクトがあってそこは最高だけどその先どう進化していくのかなって所では、今後楽しみなお店ではあります。あ、でも、甘いもの好きな方はいけるのかもしれません。
とりあえず、ぬるくなったコーヒーをぐいっと飲み干して、わたしは、シャワーを浴びに一旦ホテルに帰ったのであった。看板いっぬは、昼寝してしまっていました。
ちなみに溶けきらなかった綿菓子は、もしゃもしゃと食べたよ。
Alpha foods & drink 詳細&アクセス
京都市中京区西大黒町327
☎︎ 075-286-8285
営業時間:11:00~16:00/17:00~23:00
定休日:不定休
Web:https://www.instagram.com/ryuyue
ちなみに、私が言っていた
『こういうかんじの丸い器にお菓子...飴なのかなんなのかはわからないんですけど、こんな風に蓋になってて..』
の、スイーツは、これです。この、2ヶ月後にたまたま歩いていた場所で偶然見つけて1年越しで初めて行ったのですが.....
on チョコレート in チョコレート 追いチョコレートって感じで、殺しにかかってくる甘さで痙攣しながら食べた記憶しかありません.....
※蓋はチョコレートでした。
久々に京都でてんやわんやしたのであった。
ではまた!!