とある審神者の本丸

薩摩國所属の審神者による遠征記録報告書

【 #行ってきたぜ東北 ④】上杉雪灯篭まつりでSiriがわたしを遭難させた件。(18.2.9〜10)【上杉神社&伯爵邸+α】


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お久しぶりの更新ですけどもそこそそ時差はあるけどタイムリーに山鳥毛が刀剣乱舞に実装されちゃったりしてテンションが爆上がりして個人的に初めてかもしれない2振目まで自力で課金に頼らずやり遂げたのは...(だいたい1振で終わっている事が多いのだけども)

か、かっけぇぇなぁおい!!

こんにちは!あめんぼです。
山鳥毛里帰りプロジェクト目標金額達成おめでとうございます!!追い課金したよ!!!



では、2年前の話に戻ります。時代はまだ平成、岡山ではなく上杉家ゆかりの地です米沢の記憶です。


午前中の米沢散策のあと、まんじゅう食べたりなんだりしておりましたが、そろそろお腹も空いてくる時間になってきたので旅の計画中、お昼はここにしようと予約していた所がありまして徒歩圏内なので歩いて向かう事に。

歩く事20分少々...到着!!

上杉伯爵邸

上杉伯爵邸(上杉記念館)です。

こちらは明治29年に米沢城二の丸跡に建設された上杉家第14代当主の茂憲(もちのり)伯爵邸。現在の伯爵邸は大正8年の米沢大火で焼失し大正14年に再建されたものになりますが、明治の建設当時は敷地が5000坪、建坪530坪....とんでもない大邸宅ですね。通称鶴鳴館と呼ばれ昔は、皇族の方々の宿所として使用されていたこともあったんだとか。

旅の計画中に上杉伯爵邸について調べていた際、伯爵邸を焼失させた米沢大火が大正8年5月19日、その1ヶ月前の大正8年4月18日に茂憲伯爵が亡くなられていて偶然なのだろうけどなんとも言えない感情が生まれてしまいます。が、茂憲伯爵はこちらの邸宅ではなく東京の地で亡くなられているのですけどね....。

庭園は、東京の浜離宮に倣って造られたそうですが...

わからん。

ついでに浜離宮行ったことないので多分観れていたとしてもイマイチピンと来なかったと思うので次に米沢行く時は先に東京の旅をぶち込んで浜離宮観てから行きたいものです。雪が溶けて5月になると琉球つつじが咲き乱れ、あたり一面真っ白になるとの事。年に2回真っ白な景色が見れるのですね。

積雪の影響でガラスが割れないように雪除けがありました。

これがわかりやすいかもしれない。雪除けが無かったら雪が押し寄せて来てガラスを突き破りそう。歩いている時も屋根から雪がドサドサっと落ちてきてドキリとしました。これが雪国なのだな...雪とか見たことないに等しいから目にしたもの全てが新鮮だったなぁ....。


仲居さんに案内されたのが個室で、大部屋みたいなところだと思っていたのでかしこまってしまって写真撮っておりませんでした 笑

雪の膳

予約していた献膳料理をいただきました(が、実は思わぬハプニング有り...)子供の頃のひな祭りの日によく母さんがお雛様用に作ってたお料理を思い出す。

  • あさつきと米沢鯉の酢味噌和え

鯉と聞くと臭みがあるのかな?とおもっていたのだけど酢味噌のおかげなのか全く臭みがありませんでした。あさつきを包んで食べるともう最高。このくらいが丁度良い量なのかもしれない。小野川温泉のお湯を利用して育てたあさつきと米沢名産の鯉を合わせた郷土色のある一品。

元々は、蛋白源補給の為に医療用として他県の藩から鯉を購入していて、それを知った鷹山が養鯉の先進地だった福島県(相馬市)へ伝授をこいに用人を走らせて持ち帰ってきた鯉を米沢城のお濠で育て始めたのが始まりなんだとか。

  • くきたち干しの煮物

きんぴらごぼうみたいな感じですね。
春に採れる茎たちを天日干しにして保存食にしたもの。春のうちから次に来る冬の為に準備する昔から受け継がれた料理なんだそうですよ。

  • 雪菜の冷汁

雪菜はふわっと甘くピリッと辛い...後からほろ苦い。
お品書きにお料理についての説明が書かれていたのだけど冷汁は米沢の冠婚葬祭では必ず出されるんだって。汁物を連想していたけどお浸しなんですね。出汁の旨味が利いていて季節毎色んなお野菜の冷汁があるんだろうな。

この雪菜は、雪が降る前に収穫してから稲藁と土で覆っておいて雪が降り始めたらそのまま雪を積もらせて雪の中で気温や湿度を一定温度に保ち花茎(とう) が育ちます。そこを食べるんだとか。これは上杉鷹山が東北の厳しい冬の生野菜の確保の為に奨励した栽培法と伝わっています。不思議なことに米沢市内でも上長井地区だけで栽培されていたとかで...途絶えることなく今でもこうやって手間暇かけて受け継がれていることはとても凄い事。


  • 遠山蕪の味噌汁

蕪のお味噌汁って初めてだったんですけどこんなに煮崩れしないものなんだな...って驚いたんですよ。蕪ってクタクタになっちゃうじゃないですか。ホクホクしていて噛めば甘みがジュワッと。これは本当に美味しい。後から知ったのですが、煮崩れしないと感じたのは当たっていて一般的な蕪と比べて極めて固く調理しづらいらしいのだけど、その固さ短所にとらえてしまいそうだけど煮物になるととんでもない化け方をするのですね。ものすごく美味しかったです。

この遠山蕪も米沢の伝統野菜なんだそうです。名前の通り遠山地区で栽培されていたので遠山蕪と呼ばれています。上杉家が越後から米沢に移封した時に持参して秋蕪は遠山地方で栽培するよう進めた事から盛んに当時は作られていたのだとか。雪菜でも述べましたけどその土地特有の栽培は手間がかかると共に栽培法が難しかったり生産数の少なさ(一般的な流通に適さない)等から途絶えてしまう傾向があり遠山蕪も消滅しかけた事があるそうです。現在地元の方々が保存されていた種を譲り受け生産を復活させて現在に繋がっています。ちなみに雪菜は、この遠山蕪と長岡菜を交配して出来たものなんだって。

  • 春鱒の道明寺蒸し

私は静岡に住んでいるので桜餅は道明寺系で馴染みがあるのだけど実は、この道明寺蒸し初めて食べました。桜餅(=和菓子)という認識しかないので舌がパニックになるかと思いきや、お魚とお餅って結構合うんですね!!優しい味付けで美味しかったです。

私が旅をしたのが2月(訪店は10日)で1ヶ月間はひな祭りver.にメニューが入れ替わるらしく桜餅をイメージしてこの道明寺蒸しが加わっていました。見た目が華やかで可愛らしいですよね。

  • ちらし寿司

こちらもひな祭りver.のメニュー。
比較的酢飯は甘みを抑えてあるさっぱり目のお寿司
でした。甘すぎるのはちょっと苦手なところがあるので私好みでパクパクいけてしまった。美味しかったです。米沢の伝統料理塩引が使用されているんだって。ちらし寿司は郷土料理とは関係ないのかな?なんて思ってたらお品書きにそう書いてあって米沢尽くしだな・・・と思ったのでした。

塩引と言えば新潟県村上市が有名ですが、米沢も鮮魚が手に入りにくかったこともあって塩引きにして食べられているんだとか。米沢の郷土料理に塩引き寿司がありますがこのちらし寿司も塩引き寿司で使われる塩引き鮭が使われています。


  • 林檎漬けと赤蕪漬け

りんごも漬物ってあるんだなぁとびっくりしたのだけどこれがまた甘酸っぱくって美味しいですね。人にもよるかと思うんですが、甘酸っぱめのたくあんってご飯にとっても合いますけども、この林檎漬は見たはたくあんだし甘酸っぱめですが、ご飯と一緒に食べる・・・というよりは箸休め的な感じでいただく感じが個人的にはベストでした。お土産売り場にないかな~?って帰りに探したくらい気に入ってしまったんですけど売ってなくって残念・・・・。

舘山の紅玉・国光(こっこう)の林檎を塩漬けにしたもので主に落ち林檎で作るんだって。なんだか漢字だけ見ると誰かの名前みたいだね(笑)

林檎といえば、青森や長野が盛んなイメージがありますが、米沢では舘山地区で明治初期頃から栽培が盛んになったそうです。少数生産で主に地元市民の箱買いだったり得意先への産直やデボ売り(行商人が農家から直接買付け各地へ売りあるく)が主流だったので市場にはあまり出回っていなかったそうで、元祖産地直送だったんだとか。


  • 蕎麦味噌

これは、私的にはちょっとしょっぱすぎた気もしたけど雪国の保存食なのかな?と思った。これだけで...というよりは白いご飯だったりお野菜とかといただいたらいいのかも?

上杉伯爵邸さんではお蕎麦祭りなるものも毎年やられているようでお蕎麦好きな私としましてはその時期に訪れてみたいなどと思っております。

  • 牛乳寒天いちご添え


牛乳寒天は乳製品嫌いじゃなきゃ間違いはないですね。懐かしい味です。子供の頃おばあちゃんが良く作ってくれたものをさらに上品にした感じ。

・・・・・・・・・・・・・・あれ?
ところで、これはデザートでは・・・・・?あれ・・・?と思いつつしばらく待ってみたものの楽しみにしていたものがない・・・・・


米沢牛のすき焼きが・・・・ない!!!


なんてこった~~~...!予約時の電話の時私の滑舌が悪かったんだろうか....ぎゃふんである。今頃出せとも言えぬので、その分浮いたお金で買い食いしてやるんだから......!!!と、昼ご飯食べたと言うのに早々に意を決しお会計したのでした 笑


次はお肉食べに来ますからね!!!


伯爵邸を出た後、お庭をちらっと眺めていたら・・・

烏がトコトコ歩いていまして、カラス地面で歩いてる所あんまり見かけないので歩くというか道路とかにいる時飛び跳ねてるイメージ強くてなんだか可愛いなと暫く眺めてしまった。

ゴクゴク...

水を飲んだらそのままスタスタと去っていったのでした。最後まで飛ばずに歩いていた...そしてあんなに慎重に歩くカラスは初めて見たよ 笑

伝国の杜

お昼ご飯の後は伝国の社へ。特別展 米沢ゆかりの絵師たちが開催されていました。お恥ずかしながら米沢藩のお抱え絵師という目賀多家を知らなかったのですが、お猿さんの屏風絵があってもうもう胸撃ち抜かれた...可愛さが狂気レベルなんなんだポストカードが欲しいよ(無かった)


常設展で、上杉本 洛中洛外図屏風の展示されていたのだけど詳しく解説されているプリントがあって、それと照らし合わせながら見れるの良いですね。

こういった屏風絵って情報量がとんでも無く多いので解説プリント(パネルではなく持ち帰りできるもの)があるととてもありがたいなぁと思う。

どうしても、その時は覚えていても時間経つと忘れちゃうもんね。メモ取ったとしても断片的になってしまうし。後から読み返して思い出せるしとても良いなと(私のように数年遅れでブログ書いてる人間には尚更だね←)


エントランスに能舞台が展示されていました。
なんでも、この後ろに置賜文化ホールがあるそうなんですがホールで能楽狂言が上演される空気浮上式で舞台を地面から浮かせてホールに移動させるんだとか。浮く?浮くとは....気になって調べてみたらホームページに動画があって本当に空気圧で数cm程浮いて移動していた。いろんな装置があるんだな....まだまだ知らないことがたくさんあるなぁ。

めちゃくちゃ屋根が出入り口ギリギリでドキドキしながら見てしまった。なんでもメイキングを見るのがものすごく好きだもんだから楽しくなってしまいました。


企画展と常設展を見終わった後、エントランスが賑やかだな〜と思ったらお能楽をやっていて得した気分。


上杉神社

※2018.02.09 & 10 参拝

やはり米沢に来たからには外せなかった上杉神社にも参拝しました。


9日は旅のご挨拶かねて参拝したのだけど翌日から開催される雪灯篭まつりの準備を急ピッチで進めておりました(18時だったか19時だったか...詳しい時間は流石に2年も経ってしまって忘れてしまったのだけど、この日プレ点灯されるみたいだったので。)


ちびっ子雪だるまなんかもいて和んでしまう。可愛いな〜!!!


雪灯籠も出来上がりの時系列がわかるから面白いよね。前の日に作られたものなんじゃないかな?雪が一番積もってるからね。この日積もるほど雪降ってなかったし。

私の住んでる地域はトトロの森の記事で書いたけど、本当に雪が降らない地域なんですよ。雪がちらついた程度で大騒ぎだというのにましてや積もるその時はXデーみたいなもんですよ。ちなみに今年(もう意味が分からないくらい昔のことを書いているので混乱するが2020年のことを言っている)なんて暖冬過ぎて氷すら張ってるとこ見たことないよね。霜をザクザク踏む楽しさすら味合わせてくれない...なんなんだよクソクソクソ!!!

なので、雪だるまやかまくらも生まれてこの方作った事ないしましてや雪灯篭を地元で見れる機会なんてまずないわけですよ。もう興味津々ですよね。

手水舎

手水舎が虎だったのにはテンションが上がりました。  おお〜!!越後の虎だ〜〜!!!と。

手水舎のお浄めの水は龍だったりする(※龍神からなれる神水で身を清めて神様に挨拶をするという意味合いがある)事が多いけどその神社と関わりがあるものがいたりすると嬉しくなってしまったりします。


まだブログに書ききれていないけど鹿や兎や牛に鳩...他にも猪だったり玄武だったり蛙だったり...色んな神獣や眷属と出逢えたりするのも楽しいですね。

わかっちゃいたけど流石に雪のシーズンは指先がピリピリする冷たさだ。

上杉神社本殿


おお!!行列!!!

社殿も雪避けでガードされてますね。雪で全貌がわからないけどまた本来の姿も肉眼で見たいなぁ...


上杉神社は、いうまでもないと思うけれど上杉謙信を祀る神社で、米沢城本丸跡に建てられました。創建時(明治5年)は上杉謙信と鷹山を祭神としていましたが、明治35年別格官幣社※1に昇格した時に上杉謙信を祭神とし、上杉鷹山は摂社の松岬神社に祀られています。

上杉伯爵邸でも書いているので重複するけれど、米沢の大火でこの社殿も焼失してしまっていて現在の社殿は伊東忠太が設計して再建されたものです。築地本願寺などを設計した方ですね。

誰かに似ている直江兼続の山車人形

本殿の手前に直江兼続の山車人形がいたんですよ。なかなか巨大で参拝に行く時思わず二度見したんですけど後から見に行ったわけですよ。気になっちゃったもんだから。

近くで見ると思いの外リアルに出来ていてマジマジと見てたらボランティアで米沢について案内している方々がニコニコしながら

立つと4mもあるんですよ


と。


デカイな!!!!


この大作は、直江會の方々が製作されたのだとか。上杉まつりの時兜をかぶって市内を巡るんだよって言っていたから検索かけたら...存在感が凄かった。

ところで、誰かに似てる...誰かに似てる...と思いながらマジマジ見ていたんですけど、


松平健に似ている

気がするんですけど気のせいですかね?

上杉鷹山天地人の像


鷹山公の像

寒いからね...マフラー巻いてて可愛かったです 笑
毎年何故か冬場に盛んに旅してしまうところがあるんですが銅像やパネル(何のパネルかは言わなくてもあなた方審神者ならきっとわかると思うわ!!きっとね。)にマフラー巻いてあげたり上着を着せてあげたりとか防寒対策してあげてるのをよく目にする事多いのですけどほんわかしてしまいますね!!こういう日本人の傘地蔵精神好きなんですよね...海外でもあるのかな?ここ数年国内旅行の方が楽しくなっちゃってわからないや。


上杉景勝直江兼続銅像
NHK大河ドラマ天地人が放送されたことを記念して建立されたんだとか。

製作者は福島大学教授で彫刻家の新井浩さん。



方向に寄って顔の表情変わりますね。向かって左側から見た時の表情柔らかくて好きだなぁ。正面から見るとこれからの事を慎重に話し合っているみたいに見えますね。

さて、遥々米沢までやってきたことですし...

爪楊枝男士顕現の儀



..........スッ



ムムッ



五虎退(極)顕現‼︎

雪の湿気で虎くんの縞のとこのマステがはーがーれーたーぞー!!!!!手入れ部屋だぜ〜〜(叫

なぜ極だったかというと虎くんを5匹も作るのがめんどk...否、なんでもないです。

当時流行っていたアプリで桜の代わりに雪を降らせてみたり。


上杉神社御朱印

御朱印は10日に頂きました。

稽照殿(けいしょうでん)

宝物殿は冬期休館なのだけど雪灯篭まつりの期間は開館されているらしく閉館まで残り30分っていう時間だったんで滑り込みでギリギリ入れました!!この時は刀剣鑑賞今以上にあんまりよくわかってなかった頃だったのだけど、片山一文字の大薙刀が展示されていてめちゃくちゃ迫力がありました。

この旅をした年の後半からどかっと刀剣鑑賞もう一回やってみようかな?という感情が湧いてきたのでこの時はぼんやり眺めていた程度だったからちょっともったいなかったなと思っているんだけど、ここ1年でわたしは薙刀が好きなんだな.....という気付きがあってきっと今だったらまた違った見方ができたんだろうな。この時は、薙刀ってこんなに大きいのもあるんだな〜とかボケーっと見てしまっていたけどまた旅した時に運良く出逢えたらじっくりみたいなぁとか。

上杉謙信の馬上盃が展示されていて花唐草模様がおしゃれで可愛くて...外側が水色で内側は金(金箔かな?)って配色も綺麗で...。

わたしは酒を飲まないので酒の良さはまったくわかんないんだけど好きな飲み物だったり食べ物だったりを気に入ったカップや食器を持ち込んででも飲みたい食べたいってのはわかるのでこれ、お気に入りの盃だったんだろうな。馬の上で盃に入れて酒飲むとか落としそうで怖いなぁ...。


ミュージアムショップや敷地内にあるお土産屋さん(観光案内所のような施設)で買ったもの達。

マステとかクリップや巾着などなど。この巾着昔Twitterで見かけて欲しかったのですよね〜!!紺色のは売り切れてしまっていたのでピンク色を買ったのでした。旅に行く時気分で御朱印袋を変えていくのですが時々御朱印袋として使っております。


15分圏内の距離でちょっとした遭難事件

この日のメインは雪灯篭まつりだったのでこれからが長丁場だしこの日も全く前日の教訓がいかされずにすってんすってん転んでヒリヒリお尻だったので極力荷物減らすことにしよう...と、いったんホテルに帰って御朱印帳やメモ帳やら買ったものは部屋に置いて身軽な状態で行く事にしたのですよ...。

前の記事で書いたKITAYAさんで買ってホテルの人に冷蔵庫に入れておいてもらったやよい姫のムースをおやつに....



いい感じに冷えてくれておりました。
美味しそう!!!!


スイーツを食べると現れる、

うんうんピントがあってないあってない な、源氏兄弟。

お味の感想は前記事で書いたので割愛。

おやつをムシャムシャ食べて痛めた腰に蒸気温熱シートを貼りじわじわと温めながらまた意気揚々と出発したわけです。


これからSiriがとんでも無いことをやらかすなど知る由もなく。


16:30出発
まず、この地図を見ていただいてよろしいだろうか。もう2年も前の話なのでホイホイ泊まったホテル名も言っちゃうというかすでにホテル名前の記事でも出してるけどチーズオムレツモーニングが超美味い東京第一ホテルがスタート地点だ。

徒歩21分とはあるものの大鳥居から入らんので10分15分あれば着く距離である...。ホテルに戻ってきた時15分で着いてたのでそんくらいで行けるはずなのだ。

なんでこんなにクネクネ曲がっていくんだろうな〜とは思ったものの、そろそろ暗くなるし経路無視していったら迷いそうだからこの通りに行くか、とか思っちゃったんですよね。それが大間違いだったのだが今となっては後の祭りである。

とりあえずしばらく直線の道まで出てから(すっ転ぶので)音声で近くに来たら教えてもらう形で歩いて行ったわけですが....まぁ2年も前の話なんで実際にSiriが言った方向とは異なりますが大体こんな感じであったというSiriとわたしのやりとり(?)になる事を最初に言っておこう。あくまで再現イメージであるがほぼほぼこんな感じである。



Siri:〇〇メートルサキヒダリホウコウ

ピタッ(右折位置確認)
えぇと....あそこね。


siri:〇〇○...ヒダリホウコウ

ピタッ(左折方向確認)


Siri:〇〇メートルサキミギホウコウ


ピタッ(右折方向確認)



いや、待てよ..これ方向あってるの?
帰ってくる時こんなに曲がった覚えないんだけども.....うん?


確かに、確かに私は帰ってくる時は、Siriじゃなくてアナログ方式の地図で帰って来たから経路は違うけども...景色が......後何分で着くんだ?...ってうぇっっ?


残り15分ってなんだ、残り15分って....おかしかないか?目的地変わってないよね...よし、上杉神社になってる。曲がる道間違えた時の振動なかったぞ?(片手だけポケットに入れてiPhoneを握っていた....)えぇえ?何時だよ...

17:10




Siri:◯◯m右方向 17:25到着 15分
※これはイメージすっとこどっこいナビです。

◯◯m位なら取り返しがまだつくからとりあえず...とりあえずそこだけ行ってみよう近くに何か目立つ目印があるやもしれぬ。

曲がる


残 22分



........ねぇ待って、さっき15分って言ってたじゃん?貴様の言う通りの道曲がってんじゃん?ほら、地図の経路ズレてないじゃんあってるじゃん....そう言えば...昔、本能寺に初めて行った時もSiriにはやらかされた事あったな...あの時も確かドヤ声で"目的地ニ到着シマシタ"とかぬかした先には本能寺もなければ本能寺跡地もない住宅地連れてかれたよな....


これは.....完全に迷ったな...はは。
あ...あそこにセブンイレブンがある...コーヒー買う素振りをしつつ道を教えて貰おう...ところで目の前にでかい川があるな... こんな川ホテルまでの道中なかったな....まさか昼間散策していた川じゃないよね?まさか...最上川か??(堀立川でした)わかってたけど完全に違う道歩いてる.......


混んでる聞きづらいよ!!!!


『あ、えーとブレンドSください。あとあの.......あ、いや...ダイジョウブデス



さすが夕方〜〜〜


明後日の方向を見ながらズズッと飲んだコーヒーのほろ苦さがそのまま私の心境を反映していた。なんともほろ苦い思い出である。


『ヤバそうだったら警察に連絡を〜!!』

と、フォロワーさんの助言が来た時、警察、警察か...とキョロキョロした時、都合よくあったんですよ...遠くに赤いランプのついた看板が...



米沢警察署あったー😭


爆走したのは言うまでもない(ついでに滑って転んでお尻ひりひりは通常業務)

す、す、すいません〜!!あの、上杉神社まで行きたいのですがスマホのナビで迷ってしまって....

iPhoneの画面を見たおまわりさん、ありゃりゃーという顔をしながら、


こりゃ狂ってますネェ、ここ米沢警察署なんですけど現在位置全然違うところにいますね 笑


ほんとだ....

かなり遠い位置にiPhone上の私はいることになっている。そうだよな...そもそも、見ていた地図に川(堀立川)が存在しなかったんだよ......これはとても覚えている。なんだよあの川は....!!?と、思ったのは今も鮮明に覚えている。


雪灯籠祭りかな?この道まっすぐ行けば着きますけどすぐそこだからそこまで案内しますね。


や、優しいぃぃ〜



元方向音痴ひたすら目的地を逆方向に歩く実績がある(3分の距離を最終的に1時間のタイムロスして到着した)ので、今思えば赤い線(点線含む)の経路で行けば間違いなかったですね。雪道だったからさ...ちょっと怖かったんだよぅ...言い訳だけど。

それにしても延々と青丸エリアを歩いていたってのもなかなかのぶり返し方向音痴っぷりじゃねぇか...ははっっ...

おまわりさんに黄色い線の道(真っ直ぐ歩けば良いよの道まで案内してくれた...ありがとうおまわりさん)を教えてもらって、


最終的に21分(多分15分で着く)の距離を約1時間半かけて到着したのであった。アホかーー!!!

上杉雪灯篭まつり



昼間の上杉神社が、



こうなる。

昼間とガラッと雰囲気が変わってる。雪灯篭に限らずで夜の神社にポゥッと灯る灯は暖色系の明かりなのでとても落ち着いた気持ちになれますね。暖色系の色って温かみがあるので好きなのだけど不思議なことにめちゃクソ寒いのにテンションが上がって体感温度そこまで寒くなくて単純で面白いよね。これが多分LEDライトとかだとか人工的な灯りだと体感温度違うんですよね。覚えがある。(例の如くまだ記事に出来てないけども。)



昨日、お祭りのために最終仕上げをしていた雪灯篭達にポポポッと灯りが灯って幻想的。



キノコみたいな雪の積もり方!!可愛い。



上杉景勝直江兼続銅像も昼間と違う雰囲気。
引きで撮ってしまったがためになんだか2人がUFOの上に乗っかってるみたいに見えてしまったのはここだけの話だよ 笑


"かねたん"の竹あかりが足元にいた 笑

可愛い〜!!サイトを見ていたら、いぬくんなんですね。いろんなゆかりのキャラがいて和んでしまった。


参拝を終わらせてから境内の雪灯篭を見に散策。

わたしは普段の上杉神社を知らないからいつもはこの時間はどんな光景なんだろう?と思いを巡らせつつ雪景色がやはり楽しくてワクワクしてしまい時々チラチラと降る雪がテンションが上がっちゃったりしながら見て回っておりました。

石灯篭や狛犬や吊灯篭や鳥居も奉納者の名前や企業名が書かれておりますが石灯篭もひとつひとつにちゃんと制作者の方の札が立てかけられているので地元の人たちもお祭りに行ってこれパパが作ったーーとか私もこれ作ったとかあっちには僕たちが作った〜とかあるんだろうな。

夏祭りの提灯みたいな感じで。子供の頃はそういうのも多かったけど働くようになったらめっきりお祭りも行く機会が減ってきてしまって、そんな光景を目にする事が少なくなって来てしまった。

これからは、お祭りも視野に入れて地元や旅でも組み込んでいきたいなぁと思ったのでした。

雪ぼんぼり

バケツで作られているらしいですよ。


鎮魂祭


(振り返って写真撮っちゃったから降ってるみたいだけど)階段に飾られている雪灯篭を見ながらテクテクと登って行ったらちょうどこの日に第二次世界大戦戦没者の方々の為の鎮魂祭があるとのことで参加することに。



献灯すると甘酒か玉こんにゃくのふるまいがあるそうで受付で甘酒券と蝋燭をいただきました。



鎮魂祭は松が岬公園に鎮魂の丘というものがあって招魂碑の隣にこの日のために雪で作られた鎮魂の塔が建てられております。



鎮魂の塔の前にある既に献灯された方の火を分けてもらって私も献灯したのだけれど、



やばい....がっつり傾いてしまった.....。ひときわ傾いている....こういう時とてつもない鈍臭さを発揮するんですよねぇ.....わかると思うけど左から3番目の蝋燭である。

気を取り直して甘酒券で甘酒をもらって温まる。真冬に屋外でしかも夜に白い息吐きながら飲む甘酒はどうしてこんなにも美味しいのだろうか。ほら、大晦日に年越し初詣で甘酒とか豚汁とかのふるまいあるじゃないですか。あれ最高に美味しいですよねぇ...幸せ!! 

最初はポツポツだった雪で作られた献灯台からの蝋燭の灯りが段々と明るくなって来てあぁ綺麗だなぁと甘酒飲みながらぼんやりと眺めていたのでした。

松が岬第二公園では子供たちが将来の夢をテーマにした絵が展示されていました。微笑ましいなぁとかおばはん目線に思わずなってしまったりして。



松岬神社も参拝したけれど写真がこれしか見つからないので消してしまった写真は多分松岬神社だったのかもしれない...。伝国の辞の石碑や社殿や雪に埋もれた狛犬とか撮った気がするのだけども...


ホテルに戻ってからやらかしてしまったのだった。


松岬神社は、先に書いていますが上杉鷹山が祀られている上杉神社の摂社で時代が移り変わる毎に上杉景勝直江兼続、細井平洲、竹俣当綱、莅戸善政が合祀(ごうし)または配祀(はいし)されて相殿になっております。


キャンドルゾーン

伝国の杜前はキャンドルゾーンになっていました。

遠目で見ていたので最初気づいてなかったのだけど近づいた時沢山のキャンドルで塔になっていてまさにキャンドルゾーン。キャンドルの塔の周りに並ぶ三角コーンのような形の中もキャンドルなのでしょうか?詳しくはわからないけれど昼間は真っ白い風景だったので色とりどりの光でそれはそれは綺麗だった。

メルヘンチックな空間になっておりました。

19時過ぎた頃には沢山の人たちが見に来ていて大賑わい。やっぱりお祭りは賑やかでいいですね。


雪ぼんぼりがずらっと並んでいる道は静かでゆったりと眺められるエリア。

時々しゃがみ込んで写真を撮ったり他愛もない話をしながら眺めている人たちがいて私もここでボケっとしていた時間が一番長かったかもしれない。

写真右端に棒のようなものがたくさん立っているのがうっすら見えると思うのですが、そこら辺が賑やかだったので見に行こうとややじんわりと痛くなってきた腰と尻を庇いながら向かって行ったら...



竹あかりでした。
竹に穴を開けてろうそくであかりを灯したもの。全国各地で竹あかりをつかったイベントありますよね。以前七夕シーズンに京都で見たことがあるけれど雪景色で見る竹あかりもいいなぁ...(全景で撮っていなかったけど)そういえば、道中で見たかねたんも竹あかりだったですね。

この竹あかりの真裏がステージになっていてそこでイベントをやっておりました。

おーっ!武将隊だ!!って思ったけどもう終盤であっという間に終わってしまった 笑

記念撮影タイムが最後にあったけれど隅っこで覗いてたもんだから、あっあっ!!って思ったけど隅っこだからしょうがないか〜。

と、思ってたら伝国の杜前でほんの少しだけ記念写真撮らせてくれてた。やった〜!!!!おもてなし武将隊関連はSNSで時々いろいろな県の武将隊関連のRTが回ってきて見たことあるけど実際生で見たのは初めて。最後まで口調も変えずで凄いなぁ。

米沢今昔物語2018

伝国の杜前の築山に米沢城御三階が再現されていました。前年が40周年の記念事業で米沢城御三階の再現が始まったらしいんですが、これも雪で作られているらしいのだけど、雪灯篭は雪で作ったんだな〜ってわかる表面だったけどお城は滑らかで雪でこんなことまで再現できるんだなぁと感動。

数分おきに色が変わってライトアップされておりました。




雪灯篭に""が。こちらも時間おきに色が変わる仕様。

屋台でいろいろ食べる。

玉こんにゃく

旅に行くと郷土料理は出来るだけ抑えておきたい派なのでおまつりなら絶対あると思っていたから鎮魂祭ではあえて甘酒で温まったのだけど、玉こんにゃくも体が温まりますね〜!!からしをちょいちょいっとつけて食べてホクホク。優しいお味😋

米沢牛コロッケ

全国各地にご当地コロッケあるけれど、米沢牛コロッケはその名の通りで米沢牛の挽肉がどっさり入っていて、モゥ最高ですよ。うわクッソ寒いギャグ言ってしまった。じゃがいももぎっしりでした。

地元(とはいえ市外ですけど)にも三島コロッケってあるんですけど、三島コロッケは 三島馬鈴薯 を使ってしっとりした舌触りが売りのコロッケなのでそこまで挽肉は入っていないのですけど、こっちも美味しいんだよ〜。

いろんなところのご当地コロッケ食べたいですね。気が多くて忘れちゃってることも多いんだけど頭の片隅に入れておかなくちゃ。

もち天雑煮

屋台を覗きながら歩いていたら、今日はもう店仕舞いですよ〜!!あと2食です!!!と、言っていたので、あっあっ!!!!って思って買ってしまったもち天雑煮があまりのコクでおかわりしちゃいそうな勢いだった。ちなみに初日に半日いっしょにうろうろしてくれたタクシーの運転手さんが美味しいって言ってたものだったのでここでひとつ消化できてラッキーだったです。

テント村物産展エリアの屋台だったのだけどもっと早めにうろうろしてたら良かったなぁ。他にも名物がいろいろあったけどお腹いっぱいになってしまった。もう、あとの祭りだけども 笑

他にも米沢牛の串焼きとか真冬の雪の中でソフトクリームとかおだんごとかもたべたんですけどもこれもうっかりカメラのデータ消しちゃったやつのなかに入っていたみたいである。

なんだかんだで前日に引き続きでこの日もすっ転びまくるは夕方の遭難ですっかり疲れてしまって翌日の最終日のために帰りは近くだけどもタクシーで戻ってお風呂に入ってホテルでゴロゴロしたのでした。

上杉神社&上杉伯爵邸 詳細&map



上杉神社
〒992-0052
山形県米沢市丸の内1-4-13
社務所受付:春夏秋6:00~17:00/冬7:00~17:00
稽照殿:9:00~16:00(最終入館15:45)
12月~3月下旬の冬期間は休館
※1/1~3,2雪燈篭まつり期間は開館
入館料:400円
HP:http://yamagatakanko.com/spotdetail/?data_id=2314

上杉伯爵邸
〒992-0052
山形県米沢市丸の内1-3-60
☎︎0238-21-5121(9:00-17:00受付)
営業時間 11:00-20:00(食事)10:00-17:00(カフェ)
※14:30以降は予約制
定休日 水曜日(4月〜11月第2,4水曜日)他
HP:http://hakusyakutei.jp

伝国の杜
〒992-0052
山形県米沢市丸の内1-2-1
☎︎0238-26-8001
開館時間 9:00-17:00(16:30最終入館)
休館日 4月〜11月第4水曜日 12月〜3月 毎週月曜日
※月曜日が祝日の場合はその直後の平日
年末年始,他臨時休館日有
HP:https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/uesugi.htm


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