昨年12月に、徳川美術館公式twitterでこんな発表がありまして、
アンケートにご協力いただき誠にありがとうございました!皆様のご期待にお応えして、栄えある人気No1に輝きました【物吉貞宗】を年明けから公開させていただきます。徳川美術館からの「幸せのお年玉」、受け取ってくださいね。<物吉貞宗 平成28年1月5日(火)~4月17日(日)公開>
— 徳川美術館 (@80thAnniversary) 2015年12月5日
うぉぉ!物吉公開ですって!!?
行かねば!!
と、言うことで、、、、
1月23日に徳川美術館行ってまいりました!
※相変わらず更新が遅いのはいつもの事です。
初めて行く場所は、迷うがつきものである。
今回も迷ったYO☆
iPhoneちゃんに案内してもらったのだが、
美術館の横をウロウロ←入り口がわからない。
物凄い変な方向から入って行きました(笑)
刀剣だけでなく徳川家の貴重な品々や美術品の数々が展示公開されていてかなり見応えがあります。
じっくり見ると2時間半....否、3時間はかかるかな?
メモ帳持って行ってメモ取ればよかったな...と、後悔した位いろんなものが展示されていました。
肝心の刀剣ですが、物吉貞宗。
実は想像していたよりずっと小振りでした。
この時、下調べなしで行ってしまったのでアレですが、およ?意外と小さいな...と。
実は、元旦に久能山東照宮に行ってきたのです。
短刀の長さ区分は、一尺(30cm)以下のもの
小脇差の長さ区分が、一尺以上一尺三寸(40cm)未満のもの....と、されているので
にっかりさん確か60cm超えてるもんね。
約半分刃長の差があるのだね。もっと勉強が必要だなぁ....。
ちなみに、徳川美術館の凄いところは、江戸時代の研ぎのままなんですよ!
当時の姿をそのままに、鑑賞することができます。つまり、刃文自体は見辛いですが、現代の人間が手を加えていないという意味で、当時のままの姿を見る事が出来るというのは、かなり貴重なものです。
実は私、拵が好きでですね
特に鞘に興味があるわけですが....
徳川家のそれは、久能山東照宮でも見てきましたが、葵紋蒔絵糸巻太刀拵は、実にどっしりとしていて存在感があります。
青貝柄槍拵も素晴らしかった。
青貝の螺細の拵なんですが、とにかく長い!
島田に御手杵の槍(レプリカ)を見に行ってるのでそりゃ長いだろってのはわかるんですが、やっぱり長いもんは長い!!
そして青貝で施された螺細の柄の艶やかさというか美しさというか。これは、陽の光の下で見れた日にゃそりゃあもう綺麗なんだろうなという柄でした。
展示方法が飽きさせない展示になっているのもまた、こちらの美術館の素晴らしいところ。
名古屋城二の丸御殿の一部を復元されており、大名の生活空間がどんなものだったのか、というのが実に分かりやすく展示・再現されています。
あと、蓬左文庫は一見の価値有りですね。
本が好きな方には良いかと思います。
と、言っても...古典籍の展示ではありますが、
非常に多種多様な書物が展示されています。
近年、電子書籍が普及されていて、各家庭ものを減らしていこうという傾向があります。確かに、1つの電子機器の中に何百、何千冊の本が詰まっている物は魅力的でありますが、やはり、一冊の本を手に取りそれを読了する。
何回も読み直してシワになったり、お気に入りの栞を挟んでみたり、年月が経って本が黄ばんだりとかそう言うのが、風情があっていいじゃないですか。
古典に関しては、私は知識が殆ど無い(というか学生時代は苦手な科目だった)のだけども....
丁度、"コレクションが語る蓬左文庫のあゆみ"という80周年記念展示が開催されていて江戸時代〜戦後の名古屋移転までの各時代のコレクション展示がされていて時代の移り変わりで、装丁の手法が変わってきていたり印刷の方法が変わってきているのがわかります。
それから、蔵書印は見ていて楽しかったなぁ。
わたし、ハンコ好きなので(笑)
こちらの展示は、徳川美術館の現在の展示含めて4/10まで開催されているようなので、残り僅かな期間ですが、お近くの方は行ってみると良いかも。
ちなみに、4/19〜5/17までは、徳川美術館では、
物吉貞宗以外にも、鯰尾藤四郎、後藤藤四郎、山姥切本歌(本作長義)が展示されるとのこと。
ちょっとー!めっちゃ豪華じゃ無いの!!!
GWは賑わいそうだね。
期間中行けたらまた足を運びたく思います。
今度は、メモも忘れずに(笑)
お昼ご飯は、館内にある日本料理"宝善亭"さんで優雅にのんびりと(隣の席の方は審神者だったよ。鯰尾のラバスト、わたしは目撃したww)
そして最後に、
栞を買ってきました♪(●´ω`●)ふふふ。
そ、そして、
外に出た瞬間........
こな〜ゆき〜♫
と、頭のなかで歌が鳴り響いたよね!!
ごめん静岡雪降らない!!!
ワタシ、イコクノチ、キテシマタアルヨ!!!
と、あたふたして無い方向感覚さらに狂わされたのであった。
徳川美術館アクセスは、下記リンク参照して下さい。
続く。