とある審神者の本丸

薩摩國所属の審神者による遠征記録報告書

【何を目指しているのか】2月から気になっていた事を知りに北野天満宮へ行った話(5/27&8/8)【自分でもわからない】


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今年の夏も、湿度が凄くて紫外線も酷くて夏なんていなくなればいいのに....


先日、Gをうっわ!出やがった!!と、
有無を言わさず真剣必殺しました。


こんばんは、雨李です。





もう、今年入って何度めの光景でしょうね.....

5月27日再び!!再び!やって参りましたよ!!!!!



KITANOTENMANGU!!!


何というか、、、今年の2月、京の軌跡巡りの旅で人生初北野天満宮だったんですが、

2月→4月→5月→8月と北野天満宮に来ていたりします(笑)


いざ!!

今回5月27日と8月8日に参拝に来た記事を合体させますが両方とも事の発端は、、、、

三光門にいる

この狛犬さん。



ある物が、気になってしまったわけですよ。


実は...角がある狛犬を今の今まで見たことがなかったんです。この年になって...気づいたのが今年の2月。全く今まで見た記憶が無かった。(ちなみに北野天満宮にいる狛犬さんはだいたい吽形の狛犬には角がありました。)


※ちなみに2月〜3月まで京博で狛犬展示されてたらしいんだけど、刀剣を楽しむ列に並んでタイムアップでそこまで辿り着けずに展示されていたことに気付いていない残念な審神者はこいつですよ!



で、地元帰って職場友人知人行きつけの喫茶店のマスターにまで(笑)聞いたんですよ。


"狛犬に角ってあったっけ?"

と。

帰ってきた答えは、


"え?角何てあったっけ?気にしたことないよ"


しぞーか弁丸出しですな(笑)


つまり、神社には狛犬がいるもんだと思っていたのであまり気にしていなかったんだろうなってね。


まぁ興味を持たないと調べるっていうのもしないですしね、で、調べ方も悪かった。

北野天満宮 狛犬 角』

で、ググっていたわけである。

今思えば、『狛犬 角』で検索していれば結構出てきているんですが(笑)


結果的に、この検索ワードで調べると

同じような事を思った人が、角がある。コブがある。みたいな事しか出てこなくて、だからさ、それを!!知りたいの!!と(笑)

かつiPhoneで調べているから画面見るのが面倒臭くなっちゃったわけです(笑)


それで、


あ!じゃあ、北野天満宮に直接聞きに行っちゃおう!!


という結果に辿り着き行っちゃったわけですよ(笑)



これ、一般常識だったら、なんていうか無知にも程があって阿保丸出しの記事になるわけですが、まぁ知ったこっちゃない!!

同じようなこと言ってた人がいるわけだし、お前らみんな運命共同体だよ!と(笑)




そんなわけで、本殿参拝後、少し時間まで散策してから宝物館へ向かいました。

狛犬に角あれこれ5/27篇


宝刀展開催中だったので、展示刀剣を堪能した後、人も朝一で疎らだったので、よし今だ!!と、ジリジリと受付にいたおじさんににじり寄る。

※宝刀展の話は別記事にあげます。


雨李:あの〜、実は私、どうしても知りたいことがありまして来たんですけども。

おじさん:なんだい何を聞きたいの?このお兄ちゃんのことかな?


と、iPadを開いたかと思うと、

「源氏の重宝髭き(ry」


の画像を見せられ。


ん"ん"っ!!


と、なりつつ(笑)



白々しく、



雨李:えぇと、そのイケメンについて興味がありますが!!違うんです!違うんですよ!!


狛犬なんです!!!!





すると、一瞬拍子抜けたような顔をしてキョトンとしたおじさん。

まぁ、そうだろうそうだろう。
最近は、刀剣について聞かれる事が多いだろう。
ましてや今は宝刀展だよ。しくじったかもしれない。


そう思った瞬間である。


「あっはっは!狛犬の事聞きに来たの?どこから来たの?」


と(笑)


静岡から来たと言えば、

静岡からかい!あっはっは!と、なかなか気さくなおじさんでしたw



いいよ、教えてあげるよこっち入ってきていいよ!ほら!椅子に座んなよと(笑)


「2月と4月に北野天満宮に行って、境内の狛犬の吽形に角がありますけども、わたし角がある狛犬見たことないんですよね....あの角ってなんなんですか?」


と、聞いたわけなんですけども....その時、



角がない狛犬なんていないよ!獅子にはないけどね!!


と、即答され、


???
※今まで見た狛犬のうちのひとつ

再びWhy?となるわけですが、

元々狛犬には角が生えているものとされ、時代の移り変わりで簡略化されているものもあったりするんだろうかとか勝手に解釈することにし←
※明治時代の神社合祀とか関連性があるのかな...まだまだ調べることがいっぱいだな。まだここが調べ切れていないのですよ、、、、


じゃあ、角が生えてるのは何で?と、シフトチェンジしたわけです。

狛犬と獅子

以下、教えてもらった事

  • 狛犬が吽形(角有り:雌)獅子が阿形(角無し:雄)
  • 狛犬の角は知恵の塊である。
  • 神前の結婚の並び新婦に角があってはいけないから綿帽子で角を隠す。故に角かくしと呼ばれている。
  • 平穏な時は、妻は角を隠しており、一家に問題が起きた時、角で知恵を使う。それを内助の功という。
  • 狛犬に興味があるなら下鴨神社に行ってみると良いよ。
  • 古い狛犬は、雄には付くものついてるよ。

「あと、7月から狛犬ここで展示するからあんたまた来なね!!」



オーケー!任せてくれ!!!



その後、神社についてあれこれ話し込み、神社の千木や鰹木の男神女神の話だの鳥居の話だのを話し込んでいたわけですが、

その時、伏見稲荷の千本鳥居の事で面白い事を聞いたけど、それをより知るには古事記を読むといいよ。


と、勧められたので何冊か古事記と関連書籍を購入して読んでいる最中。最近忙しくてなかなか進んでないんだけども(^_^;)


読み終わった時にそれをまとめておこうと思います。



そして.......

さらに狛犬を追究しに行く。8/8篇


8月8日....再び、北野天満宮にやって来ましたよ。


あのときおじさんが言っていた狛犬の展示を見に来ました。



丁度、京の七夕の最中で普段と雰囲気が全く違いました。綺麗だった〜!!




ただ、ものすんごい暑い!!37℃とかで途中記憶ない部分がありました(笑)オォ怖い


獅子くんも、葉っぱ被って日除けしていたよ。


http://kitanotenmangu.or.jp/info/news/学問の神・驚きの「狛犬と宝刀展Ⅱ」特別公開.htmlkitanotenmangu.or.jp
※8/31まで公開中です。


http://amelie43.hatenablog.com/entry/2016/08/09/101111amelie43.hatenablog.com
この記事とは全く関係ないですが、ソハヤノツルキウツスナリも久能山東照宮博物館で8/31まで公開中!


ということで、

宝物殿!!こちらも七夕仕様です。


鬼切丸(髭切)さんとも4回目のご対面。
京都に行く度に、タイミング良く公開してくれている奇跡がありがたい。

色々書きたいところではありますが、今回は狛犬(笑)


いたいた!!

一番奥の中央スペースにおりましたよ!


過去の宝刀展の時に青江恒次が、展示されていたスペースだったとこにおりました。
恒次さん達は隣のスペースにお引越ししてました。

北野天満宮の宝物殿に行かれたことある方だったら何となくスペースの感覚がわかるかと思うんですが、あの展示ケースに合計5対の狛犬がいるんです。


そう、かなり小さいんですよね。


この写真わかりづらいかな(´・ω・`;)
木造なんですよ。


この間のおじさんではなかったんですが、マジマジと狛犬を見ていたもんだから声をかけてくれまして(後で聞きに行こうと思ってたからラッキー!(笑)←)


『木造なんですね。それに小振りだし社内にいたんですか?』

『そうそう!元々は、境内にある摂社の神様を守っていたんだよ。社の中にいたから木像だったんだよね。今は、外にいるから石像なんだよ。』


なるほど。だからこのサイズなんだ。



このグラスアイのような眼は、水晶で出来ているんだって。

この子は、目が充血していてちょっと怖い。
(でも、今回の展示で一番好きな1対でもある)

そういえば、宝物殿の前にいる神牛の像の目、見たことある人はいるだろうか。

天神さんには牛の像がたくさんいますけども、
その子だけ目が赤いんですよ。


なんでも、道真公に使えていた牛が、瞬きをしている間に道真公が太宰府に流されたと思って、以来ずっと、瞬きする事無く目が真っ赤になってしまったんだそうだ。

ふと、その赤目の牛の事を思い出した。
この子も寝ずに社を守って充血しているんだろうか...?


なーんてね。


過去に撮った画像データ探したけど赤目の神牛の写真がなかった....あれー2月に撮った気がしたんだけどな、、、また今度行った時に撮ってこよう。



作者が違うので当然といえば当然ですが、
個々それぞれ個性的な顔で筋肉の盛り方なんかも違ったり角の作りも違って面白いですね。

後ろにぼんやりいる狛犬さんも手前の狛犬さん作った方なんだろうな。顔や作り方がよく似てる。


狛犬を見るときって正面や横顔を見る事が多いけど、あまり四方八方から...特に背後を意図的に見る事ってほぼ無いけれど....

狛犬の尻尾ってこんなんなってるんだね。

この子は、尻尾取れちゃってますね。
尻尾は、パーツ造ってはめこみしてあるんだね。


石造小形狛犬

めちゃめちゃ小さいです。
この狛犬には角が無い、、、というか耳も無い?

こちらも石像の狛犬



そういえば..と、その時前回、狛犬の話聞きに行った時、狛犬が雌で獅子が雄って話を聞いたんですよ!!

って話を切り出した時に衝撃が走りました。



否、そういう決まりは無いよ。



『・・・・ほら!この狛犬、ついてるでしょ。』




う!うわぁぁ!!本当だ!!立派なのがついてる!!獅子にも!!!


※対で陰陽でもあるので雄雌説もあるそうだけど


何事にも諸説や、信仰、簡略化、時代背景、風習などなどでいろんな変わり方があるのかも?深く深く深く追究していったら面白い事になるかもしれない(笑)



『おねーさん、狛犬に興味あるなら京都国立博物館のホームページのこれを見るといいよ。京都国立博物館狛犬で検索かければ出てくると思うから』



おじさん...........


それ言ったら元も子もないでしょぉぉぉぉっっっ!!!wwww


http://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/choukoku/komainu.htmlwww.kyohaku.go.jp

ただいま絶賛PCぶっ壊れ中で買い替えもしてないのでなかなかiPhoneからだと頭入ってこないぃぃorz




結論

さらに、謎が深まったわたくしの探究はさらに続く。
下鴨神社にも、今度行かねばなりません。



狛犬博物館北野天満宮

さてはて、そんなこんなで謎が深まった狛犬の奥深さ(笑)

北野天満宮は、狛犬の数が京都府内最大です。
合計12対の狛犬がいます。

毎回見て回ろうと思いつつ、途中であれ?ってわからなくなり探せていなかったんだけど今回はやってやりましたよ!!

やりましたとも!!!

なんてったって、午前中に1回、夕方前にもう1回北野天満宮に行ったんですから(笑)理由はあるんだけどもそれはまた別記事に。

で、総合計6時間北野天満宮にいましたのでね、
みつけてきました。

合計12対!!
狛犬12体、獅子12体計24体
あー!ここにもいたー!!!という楽しさがあります。普段何気なく通り過ぎちゃいますが、たまには探してみると面白いですよ!(笑)


奉納時代とかも調べようかと思ったんですが、
いかんせん37℃という灼熱地獄。途中絶対熱中症もどきになっていたという有様。

北野天満宮で売られていた熱中症対策用の福梅玉に助けられました(笑)
わたし、一体何を目指しているのかさっぱりわからない....



北野天満宮詳細

北野天満宮
京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
・4月〜9月 5:00〜18:00/10月〜3月 5:30〜17:30

北野天満宮宝物殿
・9:00〜16:00
・入館料:300円(大人)

周辺地図


ではまた!!